せかい
▶︎せかい world
絵画、インスタレーション
ari
ありーの作品ポートフォリオのホームページです。
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このホームページの見方
題名(英語)→解説→写真
新しい順です
Angel's Wadrove
『てんしのわーどろーぶ』
2023
グリッター・油彩、布、キャンバス、木材
グループ展『グレー色のピンク』に出展した絵画作品。
グループ展は、古民家を改装した2階建てのギャラリーで行われた。展示では他にも「展示室のソファーでゆったり見れるように」、本型のドローイング作品を多数出展した。
木枠を自作し、布とキャンバスを縫いつけたものがゆるく張られている。縫い目は粗くところどころ隙間があり、木や後ろの壁が見えている。
花火をモチーフにしている。画面にはラメが振りかけられており、動くとキラキラと光って見える。
Silk worm
『きぬのむし』
2023
個展・インスタレーション
薬局兼ギャラリーで行われた個展・インスタレーション。
インスタントカメラで撮影された写真・蛇やうさぎのぬいぐるみ・マグネット作品・水と油が分離する特性を使った自作のおもちゃなどのインスタレーション。
タイトル絹の虫は図鑑の名前。
写真、画像のピクセル、虹のような光の帯スペクトルなどがモチーフ。わたしたちが見ているすべての色は光の下にのみ表れる。また違う眼球をもつ者たちは世界が違って見えている。
写真が無かったころは時に画家がその役割を果たした。今見ているものを疑う試み。
Point to the finger
『ゆびをさす』
2023
個展
交流バー兼ギャラリーで行われた、前期と後期からなる個展。
前期は『ごーるでんあわー』、後期は『ぶるーあわー』というタイトルのベニヤ板に油彩の絵画が展示された。
油彩タイトルは、太陽が沈む・上るときの空が美しい色に変わりやすい時間帯の名称。
店内の天井やギャラリースペースの壁には壁画が描かれており、その絵や店の雰囲気に合わせた絵を制作した。
交流バーという場所の特性を活かし、スタッフの方の協力のもと、会期中全4回の参加型ワークショップを開催・その様子を配信した。
FLAT LAND
『ふらっとらんど』
2023
個展・インスタレーション
壁がガラスのギャラリーを使用し開催されたインスタレーション。透明な支持体の絵画や本に描かれたドローイング、作家手作りの椅子と机など。
これらは、展示タイトルにも引用されている小説のストーリーをイメージして構成された。
次元をテーマにした展示。絵画のサイズは、高さ×幅×厚みで表されるが、もう一つの方向を探す試み。
壁は透明なので、ギャラリーを外側から覗き見ることができる。
この展覧会で展示された絵画は、透明な支持体に描かれ、正面からでも裏側からでも絵を見ることができる。ほとんど額に入れられているが、透明であるために額に入っている様子も見える。
sun pillar/
light pillar
『さんぴらー/らいとぴらー』
2022
個展・インスタレーション
作者がクリスマスが好きなので、クリスマス前の時期に行われた個展。ギャラリーの方から頂いた木を使用したクリスマスツリー、手作りのスノードーム、イルミネーションなどで構成されている。
タイトルはどちらも、柱状の光が現れる自然現象の名前。
クリスマスツリーは、鑑賞者に好きに飾ってもらい、好きな部分をカットして持ち帰れる。日が暮れたあとは、ギャラリーの方のお母様が収集した陶器製の灯りと共にライトアップし、違った雰囲気を楽しめる。
Gold Sandwich
『ごーるどさんどいっち』
2022
個展
"宮城県の遠刈田レジデンスマルヨシで行われた展示兼 オープンスタジオ。 ゴールドサンドイッチは金をガラスではさみこむ技法 展示期間中作者は展示スペースで生活した。 展示場所をフラットにするのではなく、アーティスト レジデンスの施設として使われてきたことを作品に取りこんでいる。窓にすでにあった作品、冷凍庫に残っていた アイスクリーム、知らない人の名刺、電動自転車、 蚊取り線香、同時期に行われたレジデンス招聘プログラムも。 また、現地で手に入れたものも積極的に取り入れている。 いただいたパネル・コスモスやミニトマト、摘んできた 雑草、近くの川の石、名物のこけしなど。 作者は作品の中で過ごし、会期中作品は変化していく。 鑑賞者には飲み物を振る舞う。 このレジデンス施設は地元の小学校と強く繋がりがあり、放課後遊びにきた小学生には絵を描いたり、遊んだりしてもらった。"
cline
『くらいん』
2022
個展
非公開の展示
クラインはクラインの壺で有名な、2通りの見方がある絵。
展示をすることで絵が死んでしまう感じがしたので、誰も見れない展覧会をした。作者が行った旅行のドローイング集、撮影したフィルム写真、ハートしか入っていない銃、手作り貯金箱など。
uhuru
『うふる』
2022~
芸術準備室ハイセンにてつくったもの
ゆっくり制作進行中
「はいせんにようこそ」(リビング)
「新しいスポンジ」
「ご自由に!」
「はいせんにようこそ」(玄関)
ウフルは自由などを意味し衛星の名前に使われている言葉。
芸術準備室ハイセンは、滋賀県大津市にある、誰でも気軽に使える創作施設。この施設で過ごした際に、同じく施設を利用する誰かに、コミュニケーションをとってみています。
RONDO
『ろんど』
2021
インスタレーション
薔薇の名前を忘れても、その薔薇の色や形は残る。
犬の名前を忘れたら、その犬は色と形になっていく。
地球は丸いので、平面の地図は噓をつく。
作品そのものが作品の従うルールをやぶっていく
手作りの額の犬の絵、地図が描かれた平面2枚、手作りの犬のぬいぐるみ、手作りの王冠、イスやテーブル、クリスマスツリーなどで構成されたインスタレーション。
置かれているものには、それぞれ、「Free~(好きに~していいよ)」と書かれています。イスには「Free sit(好きに座っていいよ)」、テーブルに置かれたお菓子には「Free eat(好きに食べていいよ)」、犬のぬいぐるみは「Free hugs(ハグしていいよ)」、王冠には「Free wear(好きにかぶっていいよ)」などと書かれています。
ところどころ「Welcom(ようこそ)」の文字があります。
タイトルのロンド(輪舞)は、繰り返す、ぐるぐる回るという意味で使われています。
テキストの「薔薇の名前を忘れても、その薔薇の色や形は残る。」はロミオとジュリエットのセリフを引用し作者が訳したものです。
「地球は丸いので、平面の地図は嘘をつく。」の部分は、地図を作るとき、必ずどこかを縮めたり、引き伸ばす必要があるという意味です。自分のいる場所を正確に知るための地図という道具には必ず間違いがあるという矛盾を、作者は取り上げています。
「作品そのものが作品の従うルールをやぶっていく」は、前述した地図の矛盾や、誰でもかぶっていい王冠は王冠として成立しない矛盾など、他にもいろいろな矛盾がちりばめられていることを表します。
An installation consisting of a handmade forehead dog picture, two flat surfaces with maps, a handmade stuffed dog, a handmade crown, chairs and tables, and a Christmas tree.
Each of the items placed has the words "Free" written on it. "Free sit" for chairs, "Free eat" for sweets placed on the table, "Free hugs" for stuffed dogs , "Free wear" is written on the crown.
There are some letters "Welcom" here and there.
The title Rondo is used to mean repeat, spin around.
The text "Even if you forget the name of the rose, the color and shape of the rose will remain" is translated by the author, citing the lines of Romeo and Juliet.
The part "The earth is round, so a flat map tells a lie" means that when you make a map, you need to shrink or stretch somewhere. The author takes up the contradiction that there is always a mistake in a tool called a map to know exactly where you are.
"The work itself breaks the rules that the work follows" means that there are various other contradictions such as the above-mentioned contradiction of the map and the contradiction that the crown that anyone can wear is not established as a crown.
ろんど写真
一枚目と二枚目
撮影:谷岡康則
(YASUNORI TANIOKA)
Leporello
『れぽれっろ』
2021
1940×1620 mm
タイトルのレポレッロは、折本(アコーディオンのような形をした、ページをめくる絵)という意味。蛇と梯子というゲームがモチーフ。本来このゲームでは、蛇は悪で梯子が善とされている。しかし、悪と善を分けること、他方を排除することに違和感を持った作者が、どちらも受け入れることを表現している。
Snakes and Ladders is a board game for kids. The title reporello means orihon (a picture that turns pages, shaped like an accordion). It is selected according to the feeling of words and what the author thinks at that time. The author, who has a sense of discomfort in separating evil from good and excluding the other, expresses that he accepts both with the motif of a snake and a ladder.
Sun shower(solo exhibition)
『さんしゃわー展』
2021
個展
さんしゃわーは太陽の光のシャワーのイメージです。この展示の作品は、顔をモチーフにすることと、吸収したり放出したりするイメージを持って作りました。カーテンは必ず必要だと思い作りました。動くと着いてくることを意識しました。
高さ2m以上の絵画作品数点と小さな絵が数十点、手作りのカーテン、粘土で作ったものやおもちゃの食器が並べられたテーブルセットの作品群。
さんしゃわーというタイトルは、天気雨を意味する英単語だが、作者が太陽の光のシャワーをイメージしたことから用いられている。
手作りのカーテンは、展示の中央に設置されている。カーテンは柔らかな仕切りであり同時に光を通すことから選ばれたモチーフ。 絵画群は"吸収”と”放出”・”顔があること”・"それぞれが兄弟であること"をテーマに制作されている。
"吸収”と”放出”は、作者が興味を持っていたブラックホールから導き出された。ブラックホールは自身の重力でつぶれていった星である。光を吸収するという特性からさんしゃわーのイメージと結びついている。
”顔があること”・"それぞれが兄弟であること"は、絵が画面の中だけで成立しないようにする試み。絵はそれぞれがそれぞれの色彩を担当しお互いに影響する。顔があることにより「鑑賞するのは人間であること」の意味に迫ろうとしている。顔があることによって、「絵と目が合う」ことが成立するのだ。
Never sleep
『ねむらない』
2021
2590×1940 mm
逃げることをテーマに描きました。自転車に乗って飛んでいるところです。
これまで作者は、描く行為をお祈り、できた作品を祈りの対象物と捉えていました。「ねむらない」「チーター」は、絵画との、作者が信者で絵画が崇高対象であるという関係からの脱出をテーマに制作されています。それにより、作者は、作品を仲間であり、兄弟であり、同等の存在であると捉えるようになりました。
Until now, the author prayed for the act of drawing and regarded the resulting work as an object of prayer. "Never sleep" and "Cheetah" are created with the theme of escaping from the relationship that the author is a believer and the painting is a sublime object. As a result, the author came to regard the work as a companion, a brother, and an equivalent.
逃げること"をテーマに制作された絵画群。「神様を作っている」感覚があったが、モチーフに服従するということは、絵の可能性を狭めると考えた。もっと自由に描けるようにと、そこからの脱出がテーマである。それは世界の捉え方を変える試みである。 折り合いのつけ方として、作者の中の神様の定義を再考し、自分と同等の存在であり、兄弟であると捉えるようになった。 タイトルは、自分が生物である自然の摂理の行動の動詞に否定形をつけて、逆行する言葉を選んだ。
『クマ』
2020 シルクスクリーン印刷、紙
自作のくまのぬいぐるみに誰かがタコのおもちゃを頭にのせていたところの写真を使用している。
『ちょうちょ』
2020 シルクスクリーン印刷、紙
シルクスクリーンのぱっきりとした模様が虫の模様を引き立てている。
Koh-i-Noor
2020
『 コーイヌール』
アクリル、壁
壁画作品。 タロットカードがモチーフ。 タイトルはダイヤモンドの名前で光の山を意味する。その時期に描いたドローイング群にも同じ名前をつけている。
タロット占いが好きで、図像や言葉に惹かれて描いた。様々なタロットの番号の図柄が重なって描かれている。
The Name of the Rose
『ばらのなまえ』
2020
インスタレーション
アトリエにいるのが家みたいで心地よくて、動物がいたらさらに安心できるだろうと、クマのぬいぐるみたちを作った。ぬいぐるみはペットのような存在として作られた。
薔薇の名前というタイトルは、ウンベルトエーコの小説の題名を借りてきた。
クマのぬいぐるみや段ボールハウスたちが例えば燃えてしまっても、自分の中の居心地のいい場所の概念を再構成できるので、家は肉体を失っても消えない。また、鑑賞者の中にも残り続ける。
I made stuffed bears, thinking that it would be more comfortable to be in the atelier like a house and that I would be more relieved if there were animals. The stuffed animal was created as a pet-like entity.
The title The Name of the Rose borrows the title of Umberto Eco's novel.
Even if a teddy bear or a cardboard house burns, for example, you can reconstruct the concept of a cozy place in yourself, so the house will not disappear even if you lose your body. It also remains in the viewer.
"タイトルは書籍「薔薇の名前」の引用。その時期につくったインスタレーションや絵画に同じタイトルをつけている。 "存在の実態はどこにあるのか"や"記号"などをテーマにしている。インスタレーションは、自分の気に入った場所を分解し、置き換えて、別の場所に組み立てようとしている。 "記号"は、絵は平面だが、「燃やしても死なない」ように、何かを指す記号であることも、同時に起きるようにしている。 組み立てられた「場所」であり、記号であり、作品は作品自体ではなく、アナグラムである。
Special
2020『とっておき』
1620×1940 mm
スパンコール、油絵具、キャンバス
おかあさんが魚の絵がみたいといったので、かいてみることにしました。大学で、だれもこないので、だれか来ないかなと思ってかきました。ずっと雨が降ってたので晴れないかなと思いながら描きました。
「おかあさんが魚の絵がみたいといったので、かいてみることにした」作品。 ステンドグラスをモチーフにしている。 ステンドグラスは、絵であり仕切りでありながらも、光を通す。 キャンバスは緩く張られ、作品は平面でもあり立体でもある。 ステンドグラスを通し映し出された、光について考えながら描いた。
No good
Not bad
『だめ /
だめじゃない』
アクリル、布、綿、キャンバス
”bad /
Not bad"
Acrylic paint , cloth , cotton , canvas
20点ほどの絵画の小作品群。外出できない時期に描いたため図像が抽象的、宝石を作りたいという気持ちで描いた。丸い図が多い。誰にも見られないで剥がすのがもったいなかったため、外に持ち出した。
Make humans
『人間をつくる!』
素材 くま
サイズ 可変
製作年 2020
値段 10億
絶対に自分のお願い事を聞いてくれるひとが欲しかった。でも人は自分のために生きていて、私のためではない!だから、本質は人間で、でも体はぬいぐるみやペットに近い存在をつくった。逃げないようにしているけれど、私は作品をとても愛している!作品も私をとても愛している
'' Make humans! ''
Material bear
Size variable
Production year 2020
Price 1 billion
I really wanted someone to hear my wishes. But people live for themselves, not for me! So, the essence was human, but the body created a stuffed animal or pet. I try not to escape, but I love the work! The work also loves me very much
Home
いえ 2019 インスタレーション
Home 2019 Installation art
安心できる場所がほしかった。家にカーテンをつけたら家らしくなったので、大きいカーテンをまずつくりました。つくえやベッドや絨毯もつくりました。ふとんはかしてくれました。
I wanted a safe place. When I put a curtain on my house, it became like a house, so I made a large curtain first. I also made desk, beds and carpets.
Donut
『ドーナツ』
2019 インスタレーション
私はドーナツを食べると幸せになります。ドーナツぜひ食べてくださいね。
"Donut”
I am happy when I eat donuts. Please eat the donuts.
床にお菓子が並べられ、天井からドーナツがぶら下がっている。お菓子がつられていたら楽しいし嬉しい、ドーナツは作者の好物。ドーナツを皆に食べてほしいが、この構図に最も近いものは餌やりである。思いのやり取りが無ければ、鑑賞者は、ただドーナツを空腹を満たすために食べるだろう。このやりとりには人間を人間たらしめているものはない。ドーナツは手が届かない場所にあり、星のようである。
『雨』
2019
2000×3000mm
『ひま』
2019
1500×1500 mm
『海に行った』
2019 アクリル、油彩、キャンバス
970×1620 mm
Went to the sea
2019 acrylic,oil painting,canvas
『ひま』
2019
1620×1303 mm
The Family of Man
『人間家族1』
2019 インスタレーション
The Family of Man1
2019 Installation art
『人間家族2』
2019 インスタレーション
二人掛けソファ
The Family of Man 2
2019 Installation art
写真展「人間家族展(The family of man)」のタイトルを引用。結婚、誕生、遊び、家族、死、戦争というテーマはすべての人間の普遍の営みである。この展覧会に感銘を受けて制作された。ソファやテーブルセッティングは、自分の居心地の良い場所(家)のイメージを、展示場所に作り出している。すべての人間は家族であるから、くつろいでもらいたいのだ。
※"The family of man" エドワード・スタイケン企画 1995年 ニューヨーク近代美術館(MoMA)
大ドローイング
2019 インスタレーション
A big drawing
2019 Installation art
模様が怖い虫
2019
Phobia art
2019
怖いと思う虫を図鑑を見ながら怖いところを描いた
博物館
2019 油彩
1940×1620 mm
museum
2019 oil painting
博物館に行ったことや、博物館で見た天井からぶら下がったぬいぐるみを描いている
水族館
2019 インスタレーション
部屋全体を使ったインスタレーション。大きな透明のビニールなどに絵を描き、ライトで照らして壁に絵を映し出している。
怖い魚
2018 壁画
Scary fish
2018 Mural
水族館に行ったり、水族館で見た怖い大きな魚など、自分の目でみたもの、起こったことを描いている
虫
2018 油彩
2590×1940 mm
Insect
2018 oil painting
嫌いな虫を好きになりたいので、触ったり捕まえたりして過ごし、絵にした作品
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